2003年12月23日火曜日

はじめまして

天皇誕生日のその日、僕にとって喜ばしい日となった。 数点の写真を見せていただいたスパイダーが、イメージどおりの姿で目の前にあるのだ。中古車を見るときは冷静になって、いろいろな箇所をチェックすること・・・そんなことはやはりどこかに飛んでしまっている。昔からそうだが、惚れた女の前では表面で冷静さを保ちつつ(本人はそのつもりでも、いつも見透かされていそうだが・・・)も、内心は嬉々として舞い上がっている。まさしく、そんな感覚になった。

 私は今まで”クルマは同性の相棒”として扱ってきた。”クルマは女性だ”という人がいるが、今までそう感じることは少なかった。長年付き合ってきた75も、やはり同性の相棒的な存在だった。しか~し!・・・今目の前にいる”彼女”は、まさしく女性である。クルマに対しての初めての感情だ。シュロスの4点式シートベルトを付け、45φのキャブで武装し、アイドリングも少々大きな音だが、それでも女性を感じるのだ。(注:格闘系の女性が好きなわけではない)  すっかりのその佇まいにやられ、オーナーのTommyさんと短い時間話しただけで、「決めます。お願いします。」となったわけである。
 この後、近くのファミレスで3時間ほどクルマ談義をして、この日は終わった。

 この日、デジカメも持っていったが、すっかり舞い上がっていて1枚も撮らずじまいだった。今思えば、出会いの記念に撮っておけばよかったな。
 俺っていつもそうなんだ・・・

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