2003年12月29日月曜日

漏れてる~(ToT)

納車から一夜明けた朝、起きるといきなり母親から「クルマ、なんか漏れてるよ」と言われた。まぁ、今まで乗ってきたクルマ達もいろんなもの漏らしてくれてたので、いつものエンジンオイルあたりか?などと思いながら車庫に行く。
 ドレドレ~とおもむろにフロント下を覗き込むと、ふむふむ、やっぱりエンジンオイルね。

私「これでしょ?エンジンオイルだよ。いつものことよん。」
母「あれ、そっちも?これもそうでしょ??」 後ろのほうを指差している
私「 ・・・ うわっ ・・・ガソリン?!」

 あっちもこっちも漏れまくってま~す(ToT)
 旧車はオーナーが変わるとトラブルが頻発するとも言われるけど、まいったまいった。前から後ろまで、いろんなとこから液体が漏れてました。点々と3箇所。エンジンオイル、クラッチフルード、そしてガソリン・・・。オイル漏れは徐々に治せばいいけど、ガソリンはちょっと(^^;

 よく見てみると、ガソリンタンクの底にロウ付けした痕があります。以前、穴が開いて塞いだところから再び漏れ出したみたい。自分で直すにも道具が無いし、今回は実家のクルマがお世話になってる町工場にお願いしますかね。交渉したところ、年末の仕事はもう終わったから、年明けたら入庫してちょーだいとのこと。クルマ見せたら、「高そうな車だから修理代も高くしようかな」だって(*_*)。いやいや、スーパーカーじゃないんだから、一般大衆車と同じ工賃でやっておくれよ。。。

ということで、ガソリンタンクに穴が開いたまま、ちょっとだけドライブして終了。

2003年12月28日日曜日

納車♪

「年末年始にクルマいじりたいでしょ」
 Tommyさんの計らいにより、年内納車をしていただけることになった。待ち合わせ場所の駅前の交差点にいると、気持ちのいいキャブの吸気音と少々大きめの排気音が聴こえて来る。再び目の前に現れたスパイダーは、12月の横なぐりの陽を浴びて、以前よりも明るい色に見えた。
 Tommyさんと近くの喫茶店でお茶しながら、書類一式をいただいたり、クルマの価値観みたいなものについて話をした。板金の話やエンジンの話、このスパイダーに出会うまでの話、いろいろと。もっと話をしていたかったが、明るいうちにスパイダーで田舎に帰ることになっていたので、後ろ髪(ないけど・・・)ひかれつつ帰路についた。
 キャブ車に乗ったことがないわけではないが、まだまだキャブの扱いが下手なので、どうしてもインジェクション車と同じようにアクセルを踏んでしまう。乗り始めてすぐは、かなりギクシャクした動きだった。それでもトルクがあるエンジンで扱いは楽なので、すぐに慣れてきた。左ハンドルのマニュアル車もまともに乗るのは1年半ぶりだが、何のためらいもなく操作できる。慣れてきて周りをじっくりと見る余裕が出てくると、歩道を歩いている人がコチラを振り向いていく。やっぱり、目立つクルマなのね。

 湾岸から東関道、館山道を抜け、高速走行も順調である。高速を降りてからの山道も気持ちよくドライブできる。ただ、コーナーでちょっとお尻フリフリしてるかな。タイヤ(ブリジストンB70)のせいなのか、ブッシュが弱っているのか、それともこれがアルファダンスなのか・・・ノーマルの状態がわかっていないので何とも言えないが、もう少ししっかりとさせたい気がする。今後の検討事項。

 無事に実家に戻り、実家のクルマから屋根付き駐車場を奪い、スパイダーを休ませた。ホッと一安心。

この日の走行は、100km超。ODは59800km。

2003年12月23日火曜日

はじめまして

天皇誕生日のその日、僕にとって喜ばしい日となった。 数点の写真を見せていただいたスパイダーが、イメージどおりの姿で目の前にあるのだ。中古車を見るときは冷静になって、いろいろな箇所をチェックすること・・・そんなことはやはりどこかに飛んでしまっている。昔からそうだが、惚れた女の前では表面で冷静さを保ちつつ(本人はそのつもりでも、いつも見透かされていそうだが・・・)も、内心は嬉々として舞い上がっている。まさしく、そんな感覚になった。

 私は今まで”クルマは同性の相棒”として扱ってきた。”クルマは女性だ”という人がいるが、今までそう感じることは少なかった。長年付き合ってきた75も、やはり同性の相棒的な存在だった。しか~し!・・・今目の前にいる”彼女”は、まさしく女性である。クルマに対しての初めての感情だ。シュロスの4点式シートベルトを付け、45φのキャブで武装し、アイドリングも少々大きな音だが、それでも女性を感じるのだ。(注:格闘系の女性が好きなわけではない)  すっかりのその佇まいにやられ、オーナーのTommyさんと短い時間話しただけで、「決めます。お願いします。」となったわけである。
 この後、近くのファミレスで3時間ほどクルマ談義をして、この日は終わった。

 この日、デジカメも持っていったが、すっかり舞い上がっていて1枚も撮らずじまいだった。今思えば、出会いの記念に撮っておけばよかったな。
 俺っていつもそうなんだ・・・

2003年12月16日火曜日

運命的な出会い

実は以前、sugiboさんが公開していた写真で拝見したことのある緑のコーダトロンカだったのである。その写真を見たとき、自分もこんなスパイダーを所有したいなぁ・・・と思っていたのである。そのスパイダーが売りに出ると知り、いてもたってもいられずに持ち主のTommyさんにメールをした。すべての始まりはそこからであった。
 何度かメールのやり取りをして、実際に車両を見せてもらうことになった。。。

2003年12月15日月曜日

相棒を探して・・・

11年間で2台乗り継いできたALFA75TSを降りてから1年半、ルノー・カングーとの平凡な生活を送っていたが、平凡な生活も物足りなくなっていた。また75に乗ろうかとも考えたが、せっかくなので他のアルファにも乗ってみたい、そう思うようになった。

 以前から友人たちの所有するスパイダーには興味があり、自分もいつかはスパイダーと考えていた。シリーズも色々あるが、雰囲気と程度を考えて初めはシリーズ4を探した。色は赤以外。天邪鬼な性格の私は「イタ車=赤」の王道をいくのをためらった。色は出来れば”緑”か”白”。 中古車雑誌、インターネット、オークション、いろいろと情報を収集したが、なかなか条件にあったものが出てこない。アルファ仲間にも声をかけて出物がないか聞きまわった。
 11月、ヤフオクに出ていた緑のシリーズ4はタッチの差で売れてしまい、12月、赤のシリーズ4は遠地であったため現車確認しにくかったためにお断りした。

 そして12月15日、コイダさんのWeb「極上のアルファスパイダー売ります!!」という文字を発見。これが私にとっての運命的な出会いであった。